バティックの種類 

       

蝋描き方法での分類



*手描き (バティック トゥリス  Batik Tulis)
チャンティンを使用して描く。
ラフなものは表描きだけが多く(又は大部分)で大まかな線描きで、1日数枚描き上げることが出来るが、精密なものは表の蝋描きだけでも数カ月かかり、さらに伏せ蝋も布の表裏をするため、制作に半年以上かかるものもある。
線描きのチャンティンも蝋の出る穴が0.5mm〜2mm位とあり、布、品質に合わせて使い分ける。
蝋描きに使用するチャンティンの形が中部ジャワ型、プカロンガン型とある。すべて手作りで銅板を加工して作る。



*型押し(バティック チャップ  Batik Cap)
銅製のスタンプ型で蝋を押す。
スタンプ型は線描き模様用が表裏の1組、蝋伏せ部分用が表裏の1組が基本となる。模様用は更に輪郭線の部分、イセン部分用の2組に分けることもある。
安価に売られているバティックチャップは表面からの型押し1回だけで仕上げてしまう場合が多い。



*プリント (バティック プリンティング)
蝋を用いず染料を直接ローラーなどで布に付着させる。そのため、これらは「バティック柄プリント」としてバティックではないと言われてもいる。



*コンビネーション バティック
型押し+手描き
プリント+手描き
プリント+型押し
プリント+型押し+手描き

上記のように染色段階に応じて組み合わせる。


丁寧に両面型押しをし、点描を手描きしたバティックは高級手描きバティックとなかなか区別が付かないものもある。

初期のプリントは裏が白く、同じ調子の染料の置き方のためすぐに見分けがついたが、最近はプリント技術が向上したためバティックの色のかすれ具合、両面プリントも出来るため、コンビネーションにすると全部手描きのバティックとして売られていることも多い。




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